インプラント失敗の原因

インプラントが失敗に終わる原因とは?

インプラント治療自体は成功率の高い治療法です。しかし、残念ながら成功率は100%ではありません。失敗するケースもあります。では、何が原因で失敗してしまうのでしょうか?

満足のいくインプラント治療を受けるためには、失敗の原因を事前に把握して、インプラントのメリットばかりでなくデメリットにも目を向けることが大切です。

インプラント失敗の原因

あごの骨の質の問題

あごの骨の硬さや形状はひとそれぞれ部位によっても異なります。そうした中で上顎臼歯部は骨の量が少なく、骨の質が悪いために失敗が多くなる部位となっています。

あごの骨が軟らかすぎる場合、植立後の安定性が悪く、少しの力が加わるだけで抜け落ちてしまう場合があります。逆に、非常に硬い骨は植立後の安定性はいいものの、インプラント周囲の血流が悪くなるために、抜け落ちてしまうことがあります。

喫煙

喫煙習慣のある方は特に失敗の可能性が高まります。喫煙することで体内の免疫系が弱まり感染しやすくなると言われています。

メインテナンス不足

インプラント治療は人工臓器を口の中にいれるので定期的なメインテナンス(3~4カ月に1回)が必須となります。

インプラント治療後の歯みがきが不十分だったり、間違った歯みがきをしていたりすると、インプラントの周囲に歯垢が溜まってしまいます。歯垢が溜まると、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)に感染して、抜け落ちてしまう場合があります。

噛み合わせの変化

噛み合わせは常に一定ではありません。噛み合わせが乱れてくると歯垢が溜まりやすくなり、インプラントに悪影響を及ぼすことがありますので、定期的なチェックが必要です。

医療ミス

診断ミスによる神経の損傷や、インプラントの植立方向に問題がある場合は、抜けてしまうことや抜かなければならない状態になることがあります。

糖尿病などの全身疾患

インプラント治療は外科治療になるため、糖尿病や粗鬆症、高血圧症など全身疾患を抱えている場合は担当の先生と連携をとって注意深く治療する必要性があります。また、内服されている薬剤の情報は必ず担当の先生に報告してほしいものです。